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忙しい朝の味方!髪を早く乾かすコツとは?
朝の支度時間、髪を乾かす時間がもったいない…と感じたことはありませんか?ドライヤーを使ってもなかなか乾かず、時間に追われてしまう人も多いでしょう。特に髪が長い人や量が多い人にとって、髪を乾かすのはちょっとした時間との戦いです。
しかし、ちょっとしたコツを押さえるだけで、髪を乾かす時間を短縮しながらも、仕上がりをキレイにすることができます。今回は、忙しい朝でも「時短で美しく」髪を乾かすための方法を紹介します。
なぜ髪が乾きにくいのか?
まず、髪が乾きにくい原因を知ることが大切です。実は、乾きにくさには髪質だけでなく、タオルドライの仕方やドライヤーの使い方など、日常のちょっとした習慣が関係しています。
主な原因としては次のようなものが挙げられます。
- タオルドライが不十分で、水分が多く残っている
- 髪が絡まって風が通りにくい
- ドライヤーの風量が弱い、または距離が遠い
- 根元から乾かしていない
- ドライヤーを動かさずに一点に当て続けている
これらの要因を改善するだけで、乾かす時間が驚くほど短くなります。次の章から、具体的な時短テクニックを紹介していきましょう。
タオルドライで「8割乾かす」意識を!
髪を早く乾かすための第一歩は、ドライヤーを当てる前の「タオルドライ」です。多くの人が軽く拭き取るだけで済ませていますが、実はこの工程が仕上がりと時間短縮の鍵になります。
1. 髪をこすらず、押さえて水分を取る
タオルで髪をゴシゴシとこすると、摩擦でキューティクルが傷み、髪がパサついてしまう原因になります。理想は、タオルを使って髪を「包み込むように押さえる」方法です。
髪の水分をタオルに吸わせるように、やさしくポンポンと叩くように拭くと、余分な水分が効率よく取れます。毛先は両手で包み込み、軽く押さえるだけでOKです。
2. マイクロファイバータオルを使う
一般的な綿タオルよりも、マイクロファイバー素材のタオルの方が吸水力が高く、短時間で水分を吸い取ることができます。ドライヤーの時間を大幅に短縮できるため、1枚持っておくと非常に便利です。
髪を包んで数分間ターバンのように巻いておくと、自然に水分が抜けて、ドライヤーを当てる時間がぐっと短くなります。
3. タオルドライ後は「手ぐし」で整える
タオルドライ後、髪をそのまま乾かすと絡まって風が通りにくくなります。軽く手ぐしで整えるだけでも、乾きが均一になり、風が通りやすくなります。髪の根元を軽くほぐしておくのも効果的です。
ブラシを使う場合は、濡れ髪専用の目の粗いコームを使用しましょう。これにより髪への負担を減らしながら、スムーズにドライヤーを当てられます。
ドライヤーの使い方で時短&キレイを両立
タオルドライが終わったら、いよいよドライヤーの出番です。ここでも、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、髪が乾くスピードがぐんと上がります。
1. 風量の強いドライヤーを使う
ドライヤーは「風量」が大切です。風が強いほど、水分が効率的に飛ばされ、短時間で乾かすことができます。目安としては「1.6m³/分以上」の風量があるものを選ぶと、ストレスなく乾かせます。
弱い風で長時間乾かすよりも、強風で一気に乾かすほうが髪への負担も少なく、ツヤのある仕上がりになります。
2. 根元から乾かす
髪を乾かす順番も大切です。毛先から乾かすと、根元が乾く前に毛先が乾きすぎてパサつきやすくなります。まずは根元にドライヤーの風を当て、髪を持ち上げるようにして乾かしましょう。
根元が乾くことで、全体の乾きも早くなり、自然なボリュームも出やすくなります。特に後頭部や耳の後ろは乾きにくい部分なので、意識的に風を当てると良いです。
速く乾かすためのテクニック集
タオルドライとドライヤーの基本を押さえたら、さらに時短できる工夫を取り入れていきましょう。日々のルーティンに少しの工夫を加えるだけで、朝の支度時間がぐっと楽になります。
1. 髪をブロッキングして乾かす
髪の量が多い人ほど、全体を一気に乾かそうとすると時間がかかります。そんなときは「ブロッキング(髪を数ブロックに分ける)」のがおすすめです。上・中・下の3層に分けて、下から順に乾かしていくと風がまんべんなく当たり、効率的に乾かせます。
髪の内側に風が届きやすくなるので、仕上がりもふんわり。特に後頭部や耳の後ろなど、乾きにくい部分もムラなく乾かすことができます。
2. 冷風をうまく活用する
「冷風」は仕上げに使うイメージが強いですが、実は途中でも活躍します。温風だけで乾かすと髪の表面が熱くなり、乾燥しすぎてしまうことがあります。温風と冷風を交互に使うことで、髪の温度を調整しながら効率的に乾かすことができるのです。
また、冷風を当てることでキューティクルが整い、髪のまとまりもアップします。最後に冷風で全体を仕上げると、自然なツヤと手触りの良さが感じられるでしょう。
3. 髪を乾かすときのドライヤーの角度に注意
ドライヤーの風を髪の表面に対して斜め上から当てるようにしましょう。真横や下から風を当てるとキューティクルが乱れやすくなり、髪の広がりやパサつきの原因になります。
特に前髪やフェイスラインは、下方向から風を当てて整えると自然な流れがつきやすく、スタイリングの時間も短縮できます。
4. 手ぐしとブラシを使い分ける
髪を乾かしている途中、指を通して軽くほぐすことで風が通りやすくなります。根元をふんわりさせたい場合は手ぐしで乾かし、毛先をまとめたい場合はブラシを使用しましょう。
ブロー用ブラシを使うと、乾かすと同時に髪の流れを整えられるため、仕上げのスタイリングが短時間で済みます。特にラウンドブラシを使うと毛先の内巻きも自然に決まり、朝のセットが楽になります。
速乾を助ける便利アイテムを取り入れよう
時短ドライを叶えるには、ちょっとしたアイテム選びも重要です。髪の扱いやすさや乾きやすさをサポートしてくれる便利グッズを紹介します。
1. 速乾タオル
前回も触れたように、マイクロファイバー素材の速乾タオルはドライ時間の短縮に欠かせません。吸水性が高く、軽く押さえるだけで水分をしっかりキャッチします。ターバンタイプのものなら、髪を包んでおくだけで自然に水分を吸い取ってくれるので便利です。
2. ドライヤースタンド
両手を自由に使える「ドライヤースタンド」もおすすめです。根元を持ち上げたり、ブラシで整えたりしながら乾かせるため、風を効率的に当てられます。長髪の人やボリュームのある髪にも便利なアイテムです。
3. 速乾用ブラシ
ブラシの隙間が広く、風が通りやすい構造の「速乾ブラシ」も人気です。ドライヤーの熱と風をムラなく行き渡らせることで、短時間で均一に乾かせます。特に根元からふんわり仕上げたい人にぴったりです。
4. 低温×高風量ドライヤー
最近では、高温でなくても強い風で乾かせるモデルが多く登場しています。低温タイプを選ぶことで、髪に熱を与えすぎずに時短乾燥が可能になります。高価なものもありますが、髪の仕上がりや時短効果を考えるとコスパは十分にあります。
髪を早く乾かすための生活習慣
実は、髪が乾く速さはその日のコンディションにも左右されます。普段の生活習慣やヘアケア方法を見直すことで、より効率的に髪を乾かすことができるようになります。
1. 髪の量と長さに合ったカットを維持する
髪が厚すぎたり重すぎると、どうしても乾きにくくなります。定期的に美容室で毛量調整をしてもらうことで、ドライヤー時間の短縮につながります。特に梅雨時期や夏など、湿気の多い季節は軽めのスタイルがおすすめです。
2. シャンプー後のすすぎを丁寧に
シャンプーやトリートメントが頭皮や髪に残っていると、水分が抜けにくくなります。ぬるま湯でしっかりすすぎ、余分な成分を流すことで、乾きがスムーズになります。これも小さなポイントですが、実際に効果的です。
3. 室内の湿度を調整する
湿度が高いと、髪の水分がなかなか蒸発しません。特に梅雨や冬場の部屋干し時期は、除湿機やエアコンの除湿モードを活用してみましょう。髪が乾きやすくなるだけでなく、ドライヤー時間の短縮にもつながります。
仕上げのポイントでツヤとまとまりをプラス
髪を早く乾かすだけでなく、仕上がりもキレイに整えたいですよね。ここからは、時短ドライの後に取り入れると印象がグッと変わる仕上げのコツをご紹介します。
1. 最後に冷風で引き締める
ドライヤーで全体が乾いたら、仕上げに「冷風」を使うのがポイントです。温風だけで終わらせると髪の表面がふわっと広がりやすくなりますが、冷風を当てることでキューティクルが整い、ツヤ感が出ます。
特に前髪や毛先など、スタイルをキープしたい部分を中心に冷風を当てると、形が崩れにくくなります。ほんの1〜2分で仕上がりが変わるので、朝のルーティンに取り入れるのがおすすめです。
2. 髪の毛の方向を意識して乾かす
髪の根元を立ち上げたい場合は、ドライヤーの風を下から上にあてます。逆に、まとまりを重視したい場合は上から下へ風を送るようにすると、自然なツヤと落ち着きが出ます。
毛流れを意識して乾かすことで、ブラシを使わなくてもきれいなシルエットを作ることができ、スタイリングの時間短縮にもつながります。
3. 洗い流さないタイプのトリートメントで仕上げ
ドライ後は、毛先を中心に洗い流さないタイプのトリートメントをなじませましょう。これにより髪の表面がしっとりまとまり、静電気を防ぐこともできます。
ただし、つけすぎは禁物。特に根元近くに塗るとペタッとした印象になるため、毛先から中間に向かって薄く広げるのがポイントです。
忙しい朝の時短ルーティン例
ここでは、朝の限られた時間でも髪をきれいに整えるための「時短ルーティン例」を紹介します。実践しやすいステップで構成しているので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1:起きたらすぐに髪をほぐす
寝癖を放置したままだと、いざドライヤーを使ってもスタイルが決まりにくくなります。起きたらまず手ぐしやブラシで軽くほぐし、髪の流れを整えましょう。寝癖直し用のスプレーを少し使うと、まとまりやすくなります。
ステップ2:タオルドライをしっかり行う
シャワー後や寝汗などで髪が湿っている場合、まずはタオルドライで余分な水分を取り除きます。水気が残っていると、ドライヤーに時間がかかるだけでなく、スタイルの持ちも悪くなります。
ステップ3:ブロッキングして根元から乾かす
髪を3〜4ブロックに分けて、下から順に乾かすのが時短のコツです。根元から風を当てるとふんわりとした仕上がりになり、毛先まで均一に乾かせます。
ステップ4:仕上げに冷風でツヤ出し
乾かし終えたら、全体に冷風を1分ほど当てます。これでツヤが出て、髪の毛の方向が整い、スタイルが長持ちします。朝のちょっとしたひと手間で、1日中きれいな髪をキープできます。
髪を早く乾かすコツのまとめ
ここまで紹介した内容をおさらいしましょう。
- タオルドライでしっかり水分を取る
- ブロッキングして乾かすと時短になる
- 冷風でツヤとまとまりを出す
- 便利アイテムを取り入れると効率UP
- 根元から順に乾かすことでふんわり仕上がる
これらを意識するだけで、髪を乾かす時間が短くなるだけでなく、仕上がりもきれいに整います。毎日のドライヤー時間を少し工夫するだけで、朝の支度がグッと快適になりますよ。
まとめ:髪を大切にしながら時短を叶えよう
「髪を早く乾かしたい」という気持ちは誰にでもありますが、やみくもに高温で乾かすのは逆効果です。タオルドライ・風の当て方・冷風の活用といった小さな工夫を積み重ねることで、時間を短縮しつつ髪をいたわることができます。
また、髪の乾かし方はその日のスタイルにも影響します。毎日のルーティンを少し見直すことで、朝の準備時間も短くなり、1日を気持ちよくスタートできるでしょう。
あなたの髪質や生活リズムに合った方法を見つけて、無理なく続けられる“時短×キレイ”なヘアケア習慣を取り入れてみてください。