※本記事にはプロモーションが含まれています。
男性にも必要なヘアケアとは?
ヘアケアというと「女性がするもの」というイメージを持つ人も多いですが、実は男性にとっても髪と頭皮のケアはとても大切です。特に最近では、髪の印象が清潔感や若々しさを左右するため、男女問わずヘアケアへの意識が高まっています。
男性の場合、皮脂分泌が多いことや紫外線、整髪料の使用などによって、髪や頭皮に負担がかかりやすい傾向があります。だからこそ、毎日のちょっとした習慣を見直すことで、健やかな髪をキープすることができます。
この記事では、メンズにもおすすめの「基本のヘアケア習慣5選」を紹介します。特別な道具や高価な商品は必要ありません。今日からできる簡単なケアを中心に、わかりやすく解説していきます。
ヘアケアが男性にも必要な理由
男性の髪や頭皮は、女性に比べて皮脂の分泌が多く、汚れがたまりやすい傾向にあります。そのため、シャンプーだけでは落としきれない皮脂汚れや整髪料の残りが、頭皮トラブルの原因になることも。また、紫外線や乾燥などの外的ダメージも、髪のパサつきや抜け毛の一因になります。
清潔感を保ち、健康的な髪を維持するためには、日々のヘアケア習慣が欠かせません。逆に言えば、正しいケアを続けることで、髪の印象が大きく変わるのです。
こんな習慣が髪を傷めているかも
気づかないうちに、髪を傷める行動をしてしまっている人も多いです。たとえば、次のようなことに心当たりはありませんか?
- シャンプーを1日に何度もしている
- ドライヤーを使わず自然乾燥している
- 整髪料をつけたまま寝てしまう
- 熱いお湯でゴシゴシ洗っている
- ブラッシングをほとんどしない
これらはすべて、頭皮や髪に負担をかけてしまうNG習慣です。髪を健やかに保つためには、正しい方法を知り、日々のケアを丁寧に行うことが大切です。
基本のヘアケア習慣①:正しいシャンプーで頭皮を清潔に
男性にとって最も大切なヘアケア習慣のひとつが「シャンプー」です。毎日欠かさず行うものだからこそ、正しい方法で行うことで頭皮環境を整え、髪の健康をサポートできます。
シャンプー前の「予洗い」がポイント
シャンプーをつける前に、ぬるま湯で1分ほどしっかりと髪と頭皮をすすぎましょう。これだけで、ホコリや皮脂の約7割は落とすことができると言われています。いきなりシャンプーを泡立てるよりも、汚れを浮かせてから洗うほうが頭皮への負担を減らせます。
ゴシゴシ洗いはNG!指の腹でやさしく
男性の中には、力強く洗うことでスッキリ感を得ようとする人も多いですが、爪を立てたり強くこすったりするのは逆効果です。頭皮を傷つけ、乾燥やかゆみを引き起こす原因になります。指の腹でマッサージするように洗うのが理想的です。
お湯の温度にも注意
熱すぎるお湯は皮脂を必要以上に落とし、乾燥を招きます。シャンプーの際は、38〜40℃くらいのぬるま湯がベストです。特に冬場は熱いお湯で洗いがちですが、頭皮の健康を考えると控えめな温度が安心です。
次回は、基本のヘアケア習慣②〜③「ドライヤーの使い方」と「整髪料の落とし方」について詳しく解説します。

基本のヘアケア習慣②:ドライヤーで正しく乾かす
シャンプー後の乾かし方は、髪の状態を大きく左右します。自然乾燥で済ませてしまう男性も多いですが、実はこれが髪や頭皮にとって大きな負担になることがあります。正しいドライヤーの使い方を覚えるだけで、髪のツヤやまとまりが変わってきます。
自然乾燥がNGな理由
濡れた髪はキューティクルが開いた状態になっており、摩擦や外気によってダメージを受けやすくなっています。自然乾燥をすると、そのまま髪の水分が抜けてパサつきの原因になり、また、頭皮が湿った状態が続くことでニオイやフケの原因になることもあります。
そのため、シャンプー後はできるだけ早くドライヤーを使って乾かすことが大切です。タオルドライで水分をある程度取ってから、ドライヤーで仕上げましょう。
ドライヤーの正しい使い方
まず、ドライヤーを髪から20cmほど離し、温風を全体にまんべんなく当てます。根元から乾かすことで、頭皮のムレを防ぐことができます。毛先ばかり乾かすとパサつきやすくなるので、根元→中間→毛先の順番を意識しましょう。
また、最後に冷風を当てて髪を整えることで、キューティクルを引き締め、ツヤのある仕上がりになります。熱を当てすぎると髪が乾燥するため、温風と冷風をうまく使い分けるのがコツです。
ドライヤー選びも重要
最近では、風量が強く短時間で乾かせるドライヤーや、静電気を抑えるタイプのものなど、さまざまな機能を持つ製品があります。使い勝手や髪質に合ったドライヤーを選ぶことで、より快適にケアができます。
基本のヘアケア習慣③:整髪料を正しく落とす
男性の多くが毎日使う整髪料。ヘアワックスやジェル、スプレーなどを使うことでスタイリングがしやすくなりますが、夜にきちんと落とさないと髪や頭皮に負担をかけてしまいます。
整髪料を残したまま寝るのはNG
整髪料を落とさずに寝ると、毛穴が詰まり、頭皮環境の悪化につながることがあります。また、寝具にも整髪料が付着し、雑菌の繁殖を招くことも。必ずその日のうちに落とす習慣をつけましょう。
シャンプー前にお湯でしっかりすすぐ
整髪料は水だけでは落ちにくいですが、まずはぬるま湯でしっかりと髪をすすぐことで汚れが浮き上がりやすくなります。その後、シャンプーをしっかり泡立て、指の腹で優しくマッサージするように洗います。
一度で落ちにくい場合は、2回に分けて洗う「二度洗い」もおすすめです。最初のシャンプーで整髪料を落とし、2回目で頭皮をすっきり洗い上げるイメージです。
洗いすぎには注意
一方で、必要以上に洗いすぎると頭皮の皮脂が不足し、乾燥やかゆみの原因になります。大切なのは「汚れを落としつつ、うるおいを残す」バランスを意識することです。自分の髪質や使用している整髪料の種類に合わせて、ちょうどよい洗い方を見つけましょう。
次回は、基本のヘアケア習慣④〜⑤として「ブラッシング」と「生活習慣」について紹介します。

基本のヘアケア習慣④:ブラッシングで髪を整える
ブラッシングは女性だけのケアと思われがちですが、実は男性にとっても非常に大切な習慣です。髪を整えるだけでなく、頭皮ケアの一環としても役立ちます。
ブラッシングの役割とは
ブラッシングには、髪のからまりを防ぐだけでなく、頭皮の汚れやほこりを落とす役割があります。また、頭皮を軽く刺激することで血行が促され、髪の健康維持にもつながります。朝のスタイリング前や夜の入浴前などに取り入れるのがおすすめです。
正しいブラッシング方法
ブラッシングをするときは、まず毛先からゆっくりとかし始め、絡まりを少しずつほぐしていきます。いきなり根元から強く引っ張ると、髪にダメージを与えてしまうので注意が必要です。毛先が整ったら、根元から毛先に向かってブラシを通すようにします。
また、ブラッシングの前に軽く髪を湿らせると、摩擦を減らすことができます。静電気が気になる季節は、静電気防止スプレーを使うのも効果的です。
ブラシ選びのポイント
ブラシの種類によって仕上がりが変わります。ナイロン製のブラシは扱いやすく、髪が短い男性に向いています。天然毛のブラシは静電気が起きにくく、ツヤを出したい方におすすめです。自分の髪質やスタイルに合わせて選びましょう。
基本のヘアケア習慣⑤:生活習慣を整える
どれだけ外側からケアをしても、生活習慣が乱れていると髪の状態は安定しにくくなります。食事や睡眠、ストレス管理など、日常の習慣も髪に大きく影響します。
バランスのとれた食事を意識する
髪はタンパク質を主成分としており、肉や魚、大豆製品などをしっかり摂ることが大切です。また、ビタミンやミネラルも髪の健康を支える要素です。野菜や果物をバランスよく取り入れ、偏った食生活を避けましょう。
質の良い睡眠でリズムを整える
髪や頭皮は、睡眠中に整えられます。寝不足が続くと、髪のハリやツヤに影響が出ることもあるため、できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。睡眠の質を上げるために、就寝前のスマホ使用を控える、部屋を暗くするなどの工夫も有効です。
ストレスケアも重要
ストレスは体だけでなく、髪にも影響を与えることがあります。趣味の時間を持つ、運動をする、深呼吸をするなど、自分に合ったリフレッシュ法を見つけることが大切です。無理なく続けられる習慣を意識しましょう。
まとめ:毎日の積み重ねが美しい髪をつくる
今回は、メンズにもおすすめの基本的なヘアケア習慣を5つ紹介しました。どれも特別な道具や手間が必要なものではなく、今日からすぐに実践できるものばかりです。
髪は一日で劇的に変わるものではありませんが、正しい習慣を続けることで少しずつ健やかな状態へと導けます。清潔感のある髪は、第一印象にも大きな影響を与えます。無理なく続けられるケアを取り入れて、自信の持てるスタイルを目指しましょう。

